人はなぜ悩んだり、苦しんだりするのか

人生は楽しいものである。食べたいものがあれば食べ、見たいものがあれば見て、やりたいことがあればやる。

その時、その場で楽しんで、自由に生きる。

野生の動物達はそうやって生きている。

野生の動物にできることがどうして人間にできないのか。

生き方を変えれば誰も悩むことも、他人を憎むことも、病気をすることもなくなり、楽しく生きることができるはずである。

まして人間は万物の霊長だという。

広辞苑によれば霊長とは「万物のかしら」「霊妙不思議な力を持つすぐれたもの」の意である。

人間が万物のかしらで、それほどすぐれた力を持つなら、

この世の中も、人生も思う通りになるはずなのに現実は全く逆である。

仕事が面白くない、人間関係の悩み、家庭の不和、運が悪い、不平、不満、愚痴、そして病気、絶望など、苦しみが絶えることがない。

人生ばかりではない。

人間は文明という名のもとに地球環境を次々に破壊し、人類の生存すら危機にさらしている。

では、どうすれば人は悩みや苦しみをなくし、生き甲斐ある楽しい人生にすることができるだろうか。

無理なく、自然に生きる―――天の流れにしたがって生きることである。

悩みや苦しみは我執があるからおきる。

我執とは文字通り「我に執着すること」である。

道徳、宗教、学問、財産、地位、名誉など、私達の心の中にはさまざまな執着心がある。

成功しなければいけない、学歴がないと人に認められない、人に笑われたくない、美人でないから良い男性にめぐり会えない等々、 多くの人はこうしたこだわりを抱いて生きている。

道家はこうした人間の欲望をすべて否定することはしない。

欲望は人間の本能であり、求める心を失えば人間は進歩しないからである。

問題はそのこだわり方である。

道家はある宗教のように金は不浄であるとか、すべてを寄進しないと救われないなどとは言わない。

金儲けをしてもいいし、学間もないよりあった方がいい。

昔から「恒産なければ恒心なし」と言って、金がなければどんなに人を救いたい心があっても、救えないことがある。

学間もないよりあった方が、世間を見る目が広くなる。

要はそういうものに執着し、放かすことを忘れるから苦しくなるのである。

道家ではこの異常なこだわりを我執と言う。

人は我執がある限り、何をやっても満足することはない。

あげくのはてに責任を他に転嫁し、自分の運命を嘆く。

これが現代人の姿である。

赤ちゃんや野生の動物を見るがいい。

赤ちゃんに新しい玩具を与えると、それまで持っていた玩具を放り出し、二つとも独占することはしない。

ところが大人はどうか。

放かすことを忘れて何もかも抱え込み、はてしなく欲望をふくらませていく。

ライオンや虎のような肉食の野生動物は、獲物を追っても無理だと思えばさっさとあきらめる。

獲物をしとめて満足すれば食べるのをやめる。そのおこばれにハイエナやハゲタカが群がり、最後に残ったものは土に帰される。

我執があると道が開けないのは、天の流れに逆らって生きているからだ。

天の流れとは「気」のことである。空気、元気、気力、気迫、気合の「気」である。

気は生命を生みだす源であり、気の衰えは死を意味するといってもよい。

心の悩みも、心身の病気もその原因は我執に起因する。

私達の心の中には知らず知らずのうちに我執が積み重なっている。

それが気の流れをさまたげ、悩みの種になり、病気の原因になっている。

自分の不運を嘆きたくなった時、病気になった時、そんな時こそ自分自身を見つめ直し、我執をほかしてやればいい。

万事如意になれば運命も変えられる。

日本人に生まれた、女性に生まれた――これは宿命である。宿命は変えられない。

しかし、運命は我執を捨てれば変えられる。いままでの不幸な生活とさようならをして、楽しい人生が送れるようになる。

自分の人生は誰が決めるものでもない。自分自身が決めるものである。それができるのが遺家である。

悪い結果や病気には必ず原因がある。それはまぎれもなく自分自身の中にある。

１．洗心術（こころ）

「洗心術」とは心を洗うことです。 修行をかさねた道士との対話を通して、物の考え方のこだわりを放し、ありのままの自然な自分を取り戻すことなのです。 自然な心とは、こだわりのない素直な心です。 日常におこるいろいろな出来事にとらわれたりイライラすることなく、また限りない欲望に惑わされることなく、まだ来ない明日に不安を覚えることなく、明るく楽しく素直に生きてゆくために、心を洗うのです。

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２．気の導引術（からだ）

自然な動きと呼吸法で、からだのコリや、シコリ、ツカエなどをすっかり無くしてしまう体操のようなものです。 私たちのからだの中に、本当にそれが無くなれば、人間のからだはいつも若々しく、いかなる病気もはいりこむ余地はなくなると考えられます。

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３．道家動功術（うごき）

力みやクセをとることで、気の流れをよくしていきます。スポーツでは味わえない心地よい汗と爽快感があると、運動が苦手な方からも大好評です

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・一緒に考え、最適な答えを導き出す

あなたの悩みをどうしたら解消できるかを、一緒に考えてアドバイスさせていただきます。

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老化は足から

まったくはじめての方は、足のトレーニングから体験していただきます。

老化は足からという言葉もあるように、足は、心臓から一番遠く、気が滞りやすい部分です。

足を見れば、全身の健康状態がわかるくらいですから、一番滞った足の流れをよくしてあげることで、全身に気が巡っていくのです。

素足でやります。気持ちいいですよ～

靴下を脱いで素足になり、丁寧にもみほぐしていくのですが、実は、これだけのことでも、その方ごとに癖がでます。

肩に力がはいっていたり、忙しくせっかちになったり。ですから、その方ごとにあわせて、丁寧に指導していきます。

全身につながるツボを刺激するので、便秘のかたはやっている途中にトイレにいきたくなったり、近視の方は目がよくみえるようになったり。

足がきれいになってる！と感動～～～

左右どちらかが終わった時に、もう片方と比べていただきます。すると、一目瞭然。足がきれいになってる！！と感動です。

細くてまがった指もまっすぐになったり、巻き爪も解消。偏平足も改善。かかとのガサガサもなくなります。

地に足ついた、しっかりした歩どりにもなります。

ひざや股関節の痛みにも効果がありるだけでなく、気持ちがいい、足が軽い、ポカポカするを実感。

足の裏の感触が違う！帰りの地下鉄の階段が下りられた！と大喜びした方もいらっしゃいました。

服装、持ち物

〇靴下を脱げるようにご準備ください

〇からだを締め付けない服装でお越しいただくか、ご持参ください

〇スカートよりはパンツのほうがやりやすいです

〇更衣室完備ですので、ご利用ください

〇汗をかくほどではないですが、気になる方はタオルをお持ちください