お風呂に入いると思わず「あぁ、気持ちがいい」とつぶやいてしまい 、体が温まり、水圧により全身のツボが刺激されることで、気持ち良さを感じるからだと、言われています。
言い換えれば、お風呂にはいると、水圧により全身のツボが刺激されることで、体内の気の流れが活発になり おこることだとも言いえるのではないでしょうか。
ですが、残念ながら、水は沸かしてお湯にすると、本来持っている「水の気(=エネルギー)」を失ってしまい、 この効果は長くは持続しないのです。
この失われた水の気を「酒の気」で補うため、入浴剤として日本酒を入れると、
気血の流れを活発にする『酒の気』が加わることで、お風呂の効果が体の芯まで作用して、入浴の効果が長く持続するのです。
まずは酒風呂の作り方・入り方をご紹介いたします。
酒風呂の作り方はとてもカンタンですが
ちょっとしたポイントをおさえる事で、酒風呂をより効果的に楽しむことができます。
また、体調に合わせて、酒風呂入浴時の注意事項なども、ご紹介いたします。
家庭用の浴槽に、いつも入浴するのと同じ湯量、
温度でお風呂を沸かします。
自分の好みの湯加減になったら、
日本酒5合(0.9リットル)を湯船に入れ、よくかき混ぜて入浴します。
体が温まったら、いつもと同じように湯船の外に出て体を洗います。
再び湯船につかって温まり、温まったと感じたらあがります。
ふつうのお風呂と同じように、家族全員が順番に入ってかまいませんが、
酒風呂は洗浄力が非常に強いので、湯上りには、お湯の汚れがひどくなります。
入り終わって数時間すると、お湯が黒ずんだ乳白色になる場合もあり、
最初のころは、特に濁ることが多いので、汚れがひどい場合は、一日でお湯を捨てましょう。
何日か酒風呂を続けると、だんだんと汚れが少なくなりますので、
次の日、もう一度沸かして、また入ることができます。その時は、少し日本酒をたしてあげると良いでしょう。
ただし、これも二日間程度で、新しいお湯にいれかえるようにしてください。
簡単な酒風呂ですが、体質によっては刺激が強すぎるため、避けた方がよい場合もあります。
詳しくは、次の「酒風呂入浴時の注意事項」をご確認ください。
お湯の温度は好みの湯加減でよいのですが、あまり高温でなく ふつうのお風呂と同じように、40度くらいが理想的です。 最初はぬるめのお風呂にしておき、だんだん温度を上げていくのが、ポイントです。
皮膚病、ぜんそく、リューマチ、糖尿病、高血圧、心臓疾患などの病気をお持ちの方には 刺激が強い場合があります。
一旦酒風呂は控えて、お体にあった入浴方法を紹介いたしますので、 道家<道>学院 札幌校 札幌<道>学院(TEL 011-252-2064)まで お気軽にお問い合わせください。
また、書籍 『心も身体も元気になる!マンガで読む 酒風呂健康法』でも 酒風呂は、刺激が強すぎるとういう体質の方のために、酒風呂以外でも、効果的な入浴方法をご紹介しています。
酒風呂は、日本酒が血行を促すだけでなく、毛穴から体内の気の流れを改善するので、お風呂上りもポカポカ感が持続します。
冷えは万病のもと。
手足が冷えるだけでもつらいですが、腰痛・肩こり・頭痛、そして、便秘や生理痛、不妊症等、も冷えが原因の一つになっていることがあります。
寝る時に靴下を手放せなかった方が、お風呂に日本酒を入れただけで、足元がポカポカとあたたまり、 すぐ眠れるようになったといううれしいお声も多く頂戴します。
化粧のりが悪い、肌がくろずんできた、日焼けが残ってしみになりやすい、吹き出物がでやすい、顔色が悪くツヤがないなど…。 そんな方におすすめしたいのが酒風呂です。
日本酒の『気』のパワーで、毛穴の奥のよごれもスッキリし、お肌のトラブルを解決へと導きます。
輝く肌は、若くきれいな女性の必須条件。きれいな肌の女性には、誰しも目を奪われてしまいますよね。
さあ、あなたも日本酒のパワーで美肌美人めざしませんか?
体温が上がることで、老廃物を体の外に追い出す力が高まることは、一般的にもよく知られています。
ですから、保温効果の高いといわれるる『酒風呂』は、 便秘解消や、副作用やストレスの心配ない、自然なダイエットが期待できますね。
さらに酒風呂は、体の芯から温まり湯冷めしづらい特徴から、夜に入れば朝まで熟睡できスッキリとした目覚め、 元気に一日を過ごせるようになるのです。
今まで、めんどくさい・・・と動けなかったような場面でも、苦も無く体を動かせるようになるので、 日常の生活の中で楽しく動き、知らず知らずに、ダイエット効果を得られるようになるのです。
使う日本酒は2級酒など、安いものでも効果はかわりません。 瓶を開けて香りの飛んでしまったものや、燗冷ましでもかまいませんが、合成酒は、おすすめいたしません。
入浴用の酒や、入浴剤も市販されていますので、よく確認してご使用ください。
特に、酒風呂入浴剤「崑崙の湯」は一袋を入れてよくかきまぜるだけで、日本酒を入れたのと同じ効果を得ることができるのでお勧めです。
日本酒成分とヨモギエキスと重曹の天然素材100%で、ほのかな香りも人気のヒミツです。
酒風呂を手軽にご利用いただくために 開発されたのが、 「酒風呂入浴剤 崑崙の湯(こんろんのゆ)」です。 崑崙の湯は、原材料に天然の原酒を使い、そのまま粉末酒にする製法で、日本酒をそのまま入れた時と変わらぬ効果をめざし、 更に効能豊かな、有効成分を配合することによって、高い入浴効果を得られるよう開発しました。
■有効成分にヨモギ・重曹を配合、最高級の粉末酒風呂入浴剤
体もポカポカ、美肌効果も抜群でセレブにも大人気の「崑崙の湯」。
粉末タイプなので、ご自宅でも旅行先でも、お気軽に贅沢な気分を味わっていただけます。ぜひお試しください。
『からだの「冷え」がよくとれる-驚くべき気の健康術-』の“第2章 酒風呂には驚くほどの効果がある”に、酒風呂の入り方や、より効果的な日本酒の利用方法が掲載してあります。
冷えが気になる方は、こちらの書籍がおすすめです。
『マンガで読む酒風呂健康法』は、酒風呂について解説してあると同時に、 日々、ストレスに悩まされ、疲れが取れない、毎日がつらい・・・ そんなあなたを、かわいいキャラクター“桃仙人”癒しの世界をナビゲート
その疲労の、本当の原因がどこにあるか照らし、解決へと導きます。
酒風呂が体に合わない方のための入浴法は、『酒風呂に向かない病気に』のページに、掲載してありますのでご覧ください。
『酒風呂の日』は、日本記念日協会が、四季の節目に「湯治」として酒風呂に入り健康増進を図ろうと制定された記念日です。
『四季の節目』とは、冬至・春分・夏至・秋分の日の事をさし、酒風呂の日は、年に4回、季節が変わる頃にめぐってくるのです。
そして、日本酒製造の責任者を「杜氏(とうじ)」と呼びますが、その「杜氏」と「冬至」の読み方が同じであることもも、由来の一つなのだそうです。
酒風呂は、昭和59年に、道家道学院 初代学長早島天來先生が 気の健康法である「気の導引術」の一つとして紹介したのが始まりです。
古来より伝わる入浴法、『酒風呂』はこれをきっかけに、評判を呼び、テレビやラジオでも取り上げられ、 日本酒メーカーで、専用入浴剤を作ったり、温泉施設で『酒風呂デー』が設けられたりしています。
道家道学院では、3人以上の方が集まれば、酒風呂に関する講習会を無料で開催しています。
例えば、会社で社員の皆様の健康教育に、お友達同士で簡単な美容教室で、子供会でイベントに、お気軽にお申し込みください。