日本を震撼させた、東日本大震災の被害。
今回の大地震は、道家道学院も大きな打撃をうけました。
いつどこで、何をしているときに起こるかわからないのが地震や災害の被害
今回の大震災では、被災された、東北の受講生、
そして、ご家族が被災された受講生達が、
気を磨いていた方こそ、この危機を乗り越えられたと、以下のような喜びの声が届いています。
地震のとき、買い物に出かけていました。大急ぎでもどり、会社の人たち、両親と車で高台に逃げました。
家は津波にあいましたが、二階は助かりました。あと 一〇分遅かったら、渋滞で車が津波にあって、助かりませんでした。
今でも、そのことを思うと、ドキドキします。生かされていることを、毎日ありがたく思い ます。
会社の家族も、乗組員の家族も、津波で家を流されても、みな無事でした。
ほんとうに、周囲で知っているかぎり、全員無事でした。
大地震のときはちょうど仙台にいました。比較的新しいビルの中にいたため、難を逃れることができました。
実は当日は、津波の被害が大きかった東松島市の作 業場にいるはずでした。
作業環境が整っていないため、仙台で研修を受けることが急に決まったのです。
本来なら津波の被害を受けて、どうなっていたかわかり ません。
同僚の人はいまだに安否確認がとれていないとのことです。それを聞いてゾッとし、足がすくみました。
命のあることに感謝します。大先 生、ご先祖様、ありがとうございます。なぜ命が助かったのか、今、考えています。
今までの生き方に悔いはなかったのか、ほんとうに毎日楽しく修行していた か、反省しています。
厳しい現実の日々が続きますが、いっしょに乗り越えていきましょう。稽古でお会いできるのを楽しみにしています。
最近は、仕事で毎日三陸方面へ車で走っており、前日の三月十日も宮古市の手前、山田町に入っております。
地震当日は、たまたま息子の卒業式で仕事を休み、 偶然親子いっしょにいたうえ、地下鉄工事の現場主任である主人が、
運よく地上の事務所にいたことで、再会はスムーズでした。
あの日仕事だったらと思うと、 ゾッとします。天が強く修行を続けなさいと言っているような気がします。
はぁ〜、腹ペコです。これで食べ過ぎることはありませんね(笑)。
ガソ リン不足のおかげで、緊急車両が走りやすいですよ。
うちは食糧も微々たるものですが、ありますし、近所の人たちと助けあい、情報交換しながらやっておりま すので、ご安心ください。
長引くことは承知の上。東北はしんしんと、そして粛々ともう復興をはじめています。
東北人らしいですよね。先生からのメール、嬉 しく思いました。感謝いたします。
私の家は、宮城県多賀城(たがじよう)市で、仙台から は、電車で一五分くらいの場所です。
私と家族と家は、国道四五号線の道路一本隔てていて、津波もこず、全部無事でした。
まさに奇跡です。ただ電車の線路も 駅も流されて、今も仙台駅にも出られない状態です。
ガソリンがなくて、外出は徒歩、または自転車です。今は、電気がくるようになりましたが、
水はあと二週 間かかるので、給水車にきていただいています。洗濯や風呂はあと二週間後ですが、生きているだけ、ましです。
また毎日寒いのですが、暖(だん)がとれて、 布団(ふとん)に寝られるので、なんとか生活できるようになりました。
今まで引きこもりだった子どもや、うつ病だといっていた大人も、水や食べ 物を求めて外に出ています。
全国のみなさんが、震災の状況を知って痛みを共有していただき、いやな思いをさせて申しわけないと思いますが、
いろんな形で支 援していただいているので、うれしい限りです。ありがとうございます!
支援物資優先が続いているので、個人的な郵便や宅急便が届きにくい状況です。
食べ物も日用品も大丈夫ですので、まずは安心してください。導引術、動功術をふだんからしていたので、
命が助かったのだと思います。被災しても導引術 は続けていました。今までの道家の教えが、今、実践できています。
やはり助かっても、健康でないと生き延びることができるかどうか、と思いました。
大先生に守っていただいていたと思います。妙瑞先生、妙聴先生からも支えていただき、
全国のみなさんが応援していただいたので、ここまでこられたと思いま す。
今回の被災の規模がなみなみではないので、復旧作業が継続していますが、
東北のみんなで希望をもってがんばりますので、引き続きご支援よろしくお願い します。
大地震が発生したとき、私は自分の部屋にいました。地震!?と思った瞬間、別の部屋 の娘の机の下へ。
揺れは大きく長く続き、机の下で「玄々老子(げんげんろうし)」の言葉を何度も唱えました。揺れがおさまり、
自分の部屋へもどると、テレ ビやオーディオ、本が散乱していて、その上には電球のかさも……。
あのまま部屋にいたら、怪我をしていたに違いありません。天來大先生に守っていただけ た! そう思った瞬間でした。
その後も、不思議なことばかり。私の家は、最後まで水が出て、二〜三日分の水を確保できました。
最初に水が復旧し たのも我が家です。両隣のお家は、水道管破裂、ガス漏れ、地割れ、住宅が斜めになったり、
地盤沈下をしたり……と、なにかしら大きく壊れているのに、我が 家はなんともありません。
また、海岸沿いの津波地域に七軒もの親戚がありましたが、誰一人として命を失っていません。
ほんとうに、天來大先生に守っていただき、そして、生かされていることを実感し、感謝しています。
震災で実感したのが、今までの修行がほんとうに生かされているということです。
水や食料品を求める列に並ぶと、ご指導を思い出し、お天気の話をし、たくさ んの情報をいただきました。
水を汲みにおいで、と見ず知らずの方に声をかけていただいたこともあります。
ガスが復旧していないので、卓上コンロ (ガスボ ンベ)が貴重です。
頭を柔軟にして、いかに短い時間でおいしく料理をするかを考えます。風邪(かぜ)を引くこともなく、元気に過ごしています。
今、東北では、「生かされた命」という気持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
そして、全国のみなさま、海外のみなさまの応援にほんとうに感謝しています。
全国のみなさまにお目にかかれる日を楽しみに、修行を続けてまいります。